2000年10月9日(月・祝)
音屋PRESENTS『道端』CD発売記念LIVE&トーク
新宿ロフトプラスワン
共演:高橋茘枝、上條貴史、Rinko Links Field
はせ、かっきん、Dr.あらいとリハビリーズ



ロックゆうたらタトゥーやでぇ!
しかしこれでは..


 思い起こせば今年の桜が満開の折、東中野おもしろフェスティバルに呼んで頂いたのが御縁で、インディーズ系音楽事務所「音屋」製作のCD「道端」にウクレレアフタヌーンが参加。 魅惑のシャンソン小僧ソワレさんまでも巻き込んでのレコーディングを敢行、そしてその、待ちに待った完成記念イベントが開催の運びとなりました

 会場は、新宿ロフト...ワオ! ロフトっつったらそりゃもう、シーナ&ロケッツもルースターズもボウイもスターリンもフリクションもじゃがたらもラフィンノーズも筋肉少女帯も人生も出演した、由緒正しい日本の地下ロックの殿堂。 そのステージに出演する事になろうとは...感慨もひとしお。 なんちゃって。 ロフトはロフトでも今回は、系列店のイベントスペース付き居酒屋「ロフトプラスワン」ですが...いやいや、ロフトのステージである事に変わりはあるものか(あるっての)

 そういう訳で今回の衣装コンセプトはズバリ、「ロック」!!
 
元メタルあり、元プログレ、元YMO(笑)、ウクレレウルフ、鼻血セクシー系、ベルベッツ取巻き風、ジャーラスタファーライ、フラワーチルドレン、スウィンギングロンドン、ハーレーダヴィッドソン、モヒカン、坊主、その他有象無象、阿鼻叫喚、支離滅裂、なんという様々な人生背景よ。
 勘違いでもこじ付けであっても本人にとって「ロック」ならばそれが「ロック」なのよ







photos: Agnes & Ichiji

 イベント中盤、ステージにわらわらと登場した17名の「ロック」なアフタヌーンの面々、これでウクレレを手に一体何をやるものかと思いきや...まずはストリップ小屋の妖しいスタンダードナンバー「ハーレム・ノクターン」(笑)で落としておいてと。

 続くナンバーはこれこそロックパンクの名曲、ラモ−ンズの「ロックンロール・レディオ」 フロントの4人が客席に迫り出してのパフォーマンスで煽る煽る。 イエイ。

 CDに収録された唄モノ2曲を披露、まずはソワレさんがこのCDの為に書き下ろしてくれた「夜のうた」。 収録バージョンとは代わって、パリの空の下のソワレさんに届けと今回もクドウちゃんが熱唱、最強の同僚仲間・琵琶っ子ニシムラがコーラスで華を添えました(それにしてもドラァグクイーンばりのすげぇ衣装だ)。

 そしてアフタヌーン作のクリスマスソング「ウクレレ・ホーリーナイト」では、掃き溜めに鶴な特別ゲスト、ウクララの二人がお揃いの衣装で可愛く登場
 「♪この気持ち〜わかるでしょ〜
 
なんてオリジナルとちょっと歌詞を変えての突然のアドリブに、思わず演奏しててニヤリ。 しっかりウクララの「ウクララ・ホーリーナイト」にしてくれちゃって、さすがだね。 爽やかな歌声で場を清めてくれました。 ありがと〜う。

 最後は、手拍子と歓声が飛び交う中ダンサブルな「ブラジ−ル!」で盛り上がりも最高潮 応援してくださった方々、どうもありがとうございました〜

 この後も収録アーチストの方々の熱演が続々と繰り広げられる中、客席ではアフタヌーンとウクララのこれまた熱演(援)が最後まで続くのでした...うーん。 若さって素晴らしい。





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