2000年5月3日(水・祝)逗子マリーナ春まつり



アロ〜ハ!ハワイで〜す..なんつっても信じてもらえそう?

 5/3・4(水・木)の祝日、逗子マリーナにて開催されました「春まつり」、屋台、出し物、フリーマーケット(アロハ、ダイビング用品、サーフィン、シーカヤック、水上バイク、水中カメラ、水着、他)などが並ぶなか、特設ステージにてウクレレアフタヌーンが演奏しました。(5/3のみ)

 実はこの日、前日まで天気予報では雨嵐だったということで実際千葉あたりではそうだったようですが、逗子では奇跡的に雲一つない大晴天
!! 2年間イベント毎に雨にたたられ続けて来たアフタヌーン、ようやくお天道様も味方についてくれるようになったのね。 または新しく参加してきたメンバーが強力に晴れ女なのか..

 ただし、海沿いのプールサイドで囲いもなにもないヤシの木の下の芝生というステージは、海からの突風が止むことなくびゅんびゅん吹き荒れるもので、日焼けする程太陽は照っているのに寒いこと寒いこと。 しかも突風のせいでかなりの体力消耗。 果たしてこのようなコンディションで演奏がお客さんにまともに聞き取れるものかどうか。

 でももちろん、そんな悪条件でだって手は抜きませんよ
  聞かせられなきゃ見せるアフタヌーン (実際あとでビデオを確認したら演奏はしっかりPAから出ていたけどね)

 ステージ出演予定ボードに毎度の事ながら
「ウクレレアフタヌーン(ハワイアン)と書かれてしまうのにはもう驚きません。 今回も頑なにハワイアンは演奏しない(出来ない)ステージ、まずはゲリラライブの興奮を呼び起こす「ツイスト&シャウト」から、「BEL PRESI」「胸キュン」「テキーラ」「バリカナーユ」「メロンの気持」「IKAN KEKEK」、最後は海の波を思い起こさせる()スローバージョンの「EVERYBODY NEEDS SOMEBODY」で締めました。


♪ウック〜レ〜レに〜 のポーズ
さすがに決まってますね、みんな

photos:Keiko N.

 自分達の出番以外は楽しくフリマ散策、ステージ用のアロハ、サンダル、サングラスなどを暢達する面々。 生ビールでいいこんころ持ちになり、フラ教室のレッスンタイムに乱入して色っぽく踊るメンバー達(男も含む)。 なっちゃん&まちこちゃんの「夏待ち小娘」改め「ウクララ」のキュートなステージに熱い声援。 しかしなんつっても、現代のナウの湘南サウンドを奏でる男達「ダンディー2(ツー)」
♪俺たち湘南ナンパ族、ウワォ!
には撃沈
 うーん、本気で参りましたわ。 お陰さまでこちらもテンション上がって2ステ−ジ目の演奏も上々。

 実は今回のアフタヌーンの出演、
8/26(土)同会場で大規模なウクレレイベントの開催が予定されておりまして、その宣伝を兼ねた前哨戦でもあった訳です。 昨年の「ウクレレ・カフェ・ナイト」野外版のようなものになりそうですが、まだまだ詳細はヒミツ。 お楽しみに。








2000年5月14日(日)ソワレさんとレコーディング「夜のうた」





photos:Agnes

 4/9の「東中野おもしろフェスティバル」に我々を呼んで下さったインディーズ系音楽事務所「音屋」が製作するオムニバスCDに、ウクレレアフタヌーンも参加させて頂く事になりました。

 参加楽曲はオリジナルでという条件なので、いつもカバー曲しか演奏していない我々、何か出来ないものか...とある方に相談してみたところ、「じゃ、ぼくがアフタヌーンさんのために曲をつくりましょう
」と即答で有難い御提案 それが、昨年の麻布十番温泉以来アフタヌーン女性メンバーたちのハートを掴んで離さない魅惑のシャンソン小僧・ソワレさん書き下ろしの新曲「夜のうた」!! しかも嬉しい事に歌まで一緒に唄ってそれをレコーディングという夢の共演!!

 5/4のオールナイトイベントが終わってお疲れの所、寝ないでアッという間に 曲を仕上げて下さったソワレさんは天才です。 それを僕がまたアレンジして、一週間後にはもうみんなで練習してその日の夜に 録音、っていうんだからアフタヌーンもものすごいイキオイです。

  録音は、普段の練習会にもよく使わせて頂いている池ノ上の居酒屋が経営するスタジオで、オーバーダブなどの小細工はせず、マイク数本立ててせーので一発録りという実にライブ感溢れるもの。 何テイクか録る毎にソワレさんの歌の表情も変わり続け、アフタヌーンの演奏もつられてテンションが上がる。 本当にソワレさんの才能には脱帽
 こちらはただただ刺激を受けっぱなしで、大変に良い経験になりました。

 さてこの音源は、6/末頃に発売されるストリートミュージシャンを集めたオムニバスCD「道端」に収録されます。  とても楽しみなこのCD、詳細はまたいずれ発表しますが是非是非、聞いてみて下さいませ。  アフタヌーンではもう一曲、98年の記念すべきカセットデビュー(?)曲「ウクレレ・ホーリーナイト」も収録されます(新録ではありません)。

 因みにこの「ウクレレ・ホーリーナイト」、録音当時モスバーガーが募集していたクリスマスソングに応募する為に作ったもので敢え無く不採用だったのですが、
その時の審査員のなかに何故かソワレさんがいたんだって!! もっとも、ソワレさんの耳に届くまでに既に審査から落とされていただろうけど。 ソワレさんも審査の最後の頃にはバックれてたらしい(笑)。



リストにもどる





2000年6月16日(金)有楽町西武サマーセール


 有楽町の大メジャースポット西武デパートでは6月中「サマーフェスティバル」と題し、各売場において様々な特典が用意される他、毎週金曜日は浴衣daysと銘打ち、浴衣のセールも開催されます。
 その期間中、催し物の一環として
サマーバカンス感覚いっぱいの「ウクレレコンサート」が、ウクレレアフタヌーンの演奏にて開催されました。
 午後6時半と7時半からの2回、5階のアロハシャツ売場前、エスカレーター正面などで、マイクPA舞台なしで
いきなり、6曲ほどを演奏。 曲目は2回ともほぼ同じでも、演奏メンバーは総入替えのそれぞれ7〜9名で演奏しました。

 金曜日という週末の会社帰り、下階から上がって来たOL方が、横一列に並んで必死に演奏しているアロハのウクレレ集団に思いがけず遭遇、目を丸くして下さっているのを見るのは全くもって愉快愉快。 1枚でも多くのアロハ売上げに果たして貢献出来たんでしょうか..。



リストにもどる





2000年6月17日(土)木村タカヒロ展「Faceful」
〜六角橋商店街「ドッキリヤミ市場」


 「顔面」作品でイラストレーターとしてデビューして10年。 鮮烈な色彩と大胆なフォルムで作品を量産し続ける木村タカヒロ。 これまでに、コラージュ・ペインティング・ドローイングなどの手法を駆使して制作された作品は数千点にのぼる。 近年「顔面」への追求はますます加速し、ライブペインティングによる「顔面108面」、コラージュによる「顔破千顔斬り」など、独自の世界を突き進んでいる。
 (個展チラシより)

 その
木村タカヒロさんの個展「Faceful」(6/2〜7/3渋谷パルコギャラリーにて開催)でのライブペインティング、の、前座として、ウクレレアフタヌーンが突如出没いたしました。
 木村さんが一枚一枚手描きしたレア・アイテムな「顔Tシャツ」に身を包んだ13名、これからペインティングが始められる白い巨大なキャンバスを背に、40名程集まられた木村ファンの前で4曲を披露。 この時のTシャツは記念に頂きました。 わーい。

 アフタヌーンが終わったところで間髪入れず、バラフォンの演奏に繋ぎます。 これまでにも色々なミュージシャンの演奏と絡んで行なって来たという木村さんのライブペインティング。 今回対決する「バラフォン」とはアフリカの木琴で、共鳴部分に取り付けられたヒョウタンが何だかバネが跳ねるようなビビリ音を誘発し、ポリリズム溢れる演奏を一時間も続けているのを聞いてるとなんかもう、あぁ気持よくってぇ、とーぉく遠くへ持ってかれてしまうような..
うーん...ZZZZZZ....。 


(このライブペインティングの模様は木村タカヒロさんのHPで御覧になれます。)


 ふと、正気に戻るとここは東横線・白楽駅近くの商店街。 アーケードがかかった狭い路地裏に、戦後の闇市を彷佛させるような風情溢るる商店たちが真直ぐ400mほど軒を並べています。
 ここは
六角橋商店街HP)。 「ドッキリヤミ市場」と銘打って月に一度開催されるフリーマーケットがありまして、なんと驚くことに夜8〜11時という時間帯に屋台が並び路上演奏バンドがあちこちに出没する、という大変なお祭り騒ぎを毎月毎月繰り広げているのです。


photo:Su-san

 今回は、ブルース/ジャグのネットサークルの呼び掛けで集まりに集まったmassyさんを中心とするプロ/セミプロ級のミュージシャン達とmooneyさんのセッションバンド、しかもその中に「たたかうウクレレ!」パットさん、「ウ中連」河合ケンさんなどウクレレアフタヌーンとも縁りの方々がいらっしゃるという事で応援に駆け付けた訳なのですが、折角アフタヌーンも大挙して行くんだから、ついでに演奏させてもらえないかしら?と急遽交渉。 目出たく押し掛け演奏を果たしたのでありました。

 セッションバンドはバンジョーにドブロギター、ウクレレ、ピアニカ、口琴、ボンゴ、バケツベース、フィドル、ダンサー、何やらかやら有象無象、入り乱れて10数名での大所帯で大盛り上がり。 それを受けて立つウクレレアフタヌーンは、大騒ぎするならまずこれしかないでショ
 オープニングは久々に「ツイスト&シャウト」で怒濤のシャウト 続く「テキーラ」「メロンの気持」でも野生化したラテンの雄叫びを普段の5割増しでお送りしました。

 それにしてもなんという幸せな街
 こんないい環境なら、きっと音楽好きのいい子が育つよ。 ほんとに。 老若男女を問わず、音楽を理屈抜きで心から楽しむ商店街の方々の笑顔からまたまたパワーをたくさん頂戴した、とても貴重な経験でありました。





2000年7月を見る