99年12月4日(土)AN UNKNOWN MUSIC SHOW 麻布十番温泉 ミュージックパレス







君の瞳に乾杯!

 麻布十番にて開催されました、前代未聞の温泉付きライブ! 80名以上ものお客様にお集り頂きまして大盛況のうちに終える事が出来ました。 お越しくださいました皆様、ありがとうございます

 「湯上がり」を基本テーマとした衣装に手拭いぶら下げたアフタヌーンの面々。 今までのキャラクタ−の殻を打ち砕くかのような、◯◯◯んの唐草模様に感激です。 でも頭まで被らなくてもいいよ、とは言ったたはずなのに...。 あれは◯ぇ◯◯ぃさんのバカボンパパとセクシーバカボン娘、ってつもりだったんですけど。

 ヤングエグゼクティヴな
「イケてるまいたけ」のバスローブ&ブランデーグラス、 セクシーネグリジェ姿のパイナップルプリンセス、 皆にそこまでさせておいてリーダーが地味では...と私も責任を感じましたので今回はカトちゃんをやらせて頂きました。

 演目は6月のCAYともガラリと変わって新曲 + 冬仕様レパートリーの連発。 まずは「オレたちひょうきん族」でもお馴染みのオープニング
「ウィリアムテル序曲」で高らかにファンファーレ、 まいたけ浪漫本舗が大活躍。 続いてマルチニークのリズミカルで美しい曲「BEL PRESI」

 「鶴光のオールナイトニッポン」などで耳に馴染んだ
「ハーレム・ノクターン」あの曲を、「リンゴ追分」を演奏するサンタナのようなアレンジでアヤしく迫ります。

 続きクリスマスの定番ナンバーより
「テキーラ(赤鼻のトナカイ含バージョン)」「サンタが街にやってくる(スカバージョン)」「ジングルベル(シヴヤ系)」、オリジナル曲「ウクレレ・ホーリーナイト」は新・ボーカル娘ズをフィーチャー。 カセットが売れたのは君たちのおかげよ

 最後はマレーシアの童謡「IKAN KEKEK」、ラブリーな浴衣娘&顔面パック娘がチョコレートをばら巻いて客席を沸せます。 マレーシア往年のジャズ歌手サローマのバージョンをお手本に、しげと君のWAKU WAKUエレキウクレレ炸裂のロックンロール



魅惑のソワレ&サブ



夏待ち小娘 記念すべきデビューステージ

photos:Miyagoh, Shirai, and Mochidzki


お客様としてお見えになった
東京理科大学フォーク同好会HPでも
写真を掲載して下さっています!!

 さて共演者の中では何より、客席より唄い踊り登場、会場を興奮のるつぼとさせ、アフタヌーンの女性メンバー達もコロリとまいらせてしまった魅惑のシャンソンユニット、ソワレ&サブ 圧倒的なパフォーマンスと、それにも益して素晴らしい歌声に激しく魂を揺さぶられました。

 トップに出演は、記念すべきデビューステージとなった
夏待ち小娘(なつえ&まちこちゃんのデュオ)。 お揃いの衣装も可愛く決まってたし、オリジナル曲も早くも名曲の予感。 凄い歓声が飛んでいました。

 望月が学生時代からやっていた 歌謡ブルースバンド
Mood、6年振りの再会では御座敷ステージに似合い過ぎの素敵なオヤジたちになっていました。 ホカホカとメンバーの肩から湯気が漂ってきそうです。

 トリの
ペティブーカちゃんはさすがのステージで、華やかに締めくくってくれました。 最後はお馴染み「パイナップルプリンセス」を客席からの乱入アフタヌーンで大合奏

 

 あの大座敷という空間、異様な盛上がり、ステージでの熱演振り、芸にかける意気込み、僕が今までに見たり自ら出演したコンサートの中でも、生涯忘れる事の出来ないモノスゴイものになったと思います。 企画してくれた望月君に心から拍手









商店街ベンチで苦悩する酔っ払いを介抱するメンバー
左手にサックス さすが横須賀

99年12月26日(日)JAZZの街 横須賀ブルーノート







photos:Miyagoh

 ブルーノートっつったら、ジャズマニア垂涎のライブハウス...てのは青山にあるやつでして、ここ横須賀のはそれと全く無関係のジャズバー。 1979年創業ってことですので、こっちの方が老舗だね!

 京急横須賀中央駅より三笠商店街を目指し、タバコ屋に店の場所を聞いてみると「おぉ、その店なら俺もよく行くんだよ」と親切に教えてくれたらしい。 さすがジャズの街! その親父もきっと、タバコ屋カウンターの奥には年代物のサックスが忍ばせてあるに違いない。 やはり生粋の横須賀っ子なら、そのくらいのたしなみは当り前。 ハワイの人が皆ウクレレを弾くように、沖縄で多くの人が三線を手にするように、...などと勝手な事を想像しつつ。

 本来はバーとして営業しているお店ですので、奥のテーブル席の辺りをつめて狭いながらもステージとします。 共演はお店の常連さんだというサックスとギターの若い2人組み。 一方今回のアフタヌーンは10名のミニマム編成、それでも溢れた織田島とまいたけはベンチ椅子に上がって、一段高いところから失礼しま〜す。

 アフタヌーンよりは若干多い人数のお客様方が集まられたところでスタート。 さすがお店の雰囲気に合った御年配の方が多いので、ちょいと緊張気味の織田島はいきなり「ジングルベル」で曲のサイズを間違えた でもそれ以降は手堅くまとめた演奏、暖かい拍手を頂き感謝。 続く曲目は「BEL PRESI」「ハーレム」「パリカナーユ」「テキーラ」「メロン」「エビバデ」「IKAN KEKEK」と、ここ一年を総括するレパートリー。 2000年の冬までまた封印?のオリジナル曲「ウクレレ・ホーリーナイト」で、MIOX氏のバンジョウクレレ・ソロが遂に復活! やっぱMIOX氏はこの音じゃなきゃね。






99年12月31日(金)ブロスナイトVol.2 -ミッシェル・ポルナレフ・トリビュート-
〜ソワレ君とミレニアムカウントダウン〜






生臭いポルナレフ坊主



ソワレさん、お嬢様、サエキ氏に囲まれて




ステージの写真どなたか御提供お願いします

 六本木のタイレストラン「バンタイ」にて開催されました、雑誌「TVブロス」主催、記念すべき2000年へのカウントダウンイベント「ブロスナイトVol.2」。 前半は「ミッシェル・ポルナレフ・トリビュート」と題したフレンチ絡みな内容でしたが、そこで12/4麻布十番温泉にて御一緒したソワレ&サブのソワレさんからのお誘いで再び共演させて頂く事と相成りました

 さてミッシェル・ポルナレフと云いますと、ゴージャス・下品・グラマラスなルックスで70年代に「シェリーに口づけ」(最近CMでも流れてるでしょ♪トゥ、トゥ、プマシェリ、マ・シェ・リ、って)が大ヒット、現在も現役バリバリなフレンチ・ロックの大御所です。

 ところがアフタヌーンのメンバー誰一人として「シェリーに口づけ」以外の曲を聞いたことがないと云う有様。 本番当日に譜面をもらい、早い時間から必死に練習。 ソワレさんが楽屋入りしてからは「ぼく歌いますから、一緒にやりましょう!」と何度も練習に付き合って下さったおかげで、何とか形になりました。 なんていい人なの

 ステージでは進行役のサエキけんぞうさんがソワレさんを紹介、トークを交えたあとソワレさんがアフタヌーンをステージへと呼び出します。 まず登場したのが、ミレニアム対応型、突然のスキンヘッドを「やってしまった...」織田島! 「みなさん、恐くないですよー」とは望月のツッコミ。

 ウクレレ7名+指揮者望月+ピアノという編成、曲はバラードで「LETTRE A FRANSE(フランスへの手紙)」。 なんと驚いた事に本番直前になって書き上げたと云う日本語詞を熱唱するソワレさん、やはり天才です。 一緒に演奏させて頂けまして大変に光栄です。

 自分達の出番が終わってからはもうひたすらパーティー気分で盛り上がり。 エリコちゃんのキュートな歌声のバックでは望月、MIOX氏がウクレレで奮闘。

 6月の「Ukelele Cafe NITE」ではDJをやって頂いた松蔭浩之氏、自作のオブジェと打込みによるサイバーパンクバンド「ゴ−ジャラス」でギターを掻きむしり、激しく煽りすぎてバッテリーが上がってしまうと云う2000年問題的なトラブル発生。

 そしてなんと云っても、妖しく艶やかに毒を放つグラムロック・デュオ「TVジーザス パンキッシュなロックンロールでのシャンソン・カバーに失神しそうな程シビれました。 客席でのりのりに踊り狂うソワレさん、可愛いです。

 めでたいカウントダウンの後は、強烈な個性で見る者を骨抜きにさせる上流階級お嬢様芸人小池すなほ カラオケでケイト・ブッシュの「嵐が丘」をソックリに歌い上げたかと思うと、曲に合わせて客席でバンジョウクレレを弾いていたMIOX氏を目ざとく発見。 「勝手に演奏されるととっても気になるのよ、弾くならステージで弾いて頂戴まことくん」といきなりのまことくん呼ばわりと、ステージ呼び出し

 受けて立ってあとの3曲、ずっとステージで演奏する羽目になったまことくん。 その間もお嬢様の「まことくん、この曲は知ってるの?」「まことくんはこのあと、ちゃんとおうちに帰れるの?」「まことくんそこちょっと演奏違うんじゃないの?」などの激しいまことくんツッコミ攻勢。 よりによって2000年の始まりにこの人と出会うとは...凄い。

 色々な方達の強烈なパフォーマンスを多数拝見出来まして、たくさんパワーを頂戴したイベントでした。 ソワレさんどうも有難う 2000年のウクレレアフタヌーンも、やります 応援よろしくお願いいたします。



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