2003年8月13日(水)ウクレレ・ピクニック2003 in 逗子マリーナ


 毎年恒例、真夏の一大ウクレレイベント、ウクレレピクニック in 逗子マリーナ!
 ウクレレアフタヌーンは毎年お邪魔しておりまして、ステージには過去2回出演させてもらいました。 前年には、ライブ出演はしませんで「ウクレレ無料体験コーナー」なんてテントを出店しまして、ウクレレになんぞ初めて触ったという方達に弾き方を伝授し、あわ良くばウクピク客を総アフタヌーン化させようと目論んでおりました。
 そして今年はなんと、ライブステージと体験コーナーの両方に手を出してしまいました。 欲張りな私達!

 実はウクレレアフタヌーン、2002年3月に「UKULELE AID」というイベントに出て短い演奏をしたきり、ステージでのライブからは長らく遠のいておりました。
 もちろんこの一年半、大規模な野外路上ゲリラライブ、公園での練習会などの集いはコンスタントに行っており、「いいキャラ」な新規参加者との出逢いも、たくさんありました。
 2003年後半はいよいよ、新参メンバーを多数従えてのライブ活動を再開! その狼煙をあげる事になったのが、栄えあるウクレレピクニックのステージという訳です。


 さて当日。 テント出店者たちは朝早く8時に集合してみれば、なぁんと会場はあいにくの雨模様。寒い。 オロロ〜ン。
 雨のウクピクなんて初めてで、ちょっとへこみそう。 開催中にやんでさえいればイベント決行なんでしょうけれど、せっかくのプールがなぁ...。
 気を取り直し、テントの設営、販売商品の陳列、皆が手分けして地道に1000枚以上コピーした「UKULELE Cafe NITE」のフライヤーをウクピクのパンフに挟み込む、などの作業に勤しんでおりました。


 今年もキワヤ商会様からの御好意で提供して頂いた貸しウクレレ、販売用ウクレレ、グッズを並べ、あわよくば売れてほしいウクレレアフタヌーンのオリジナルグッズ(Tシャツなど)、Ayuちゃんのハンドメイドアクセサリー、リーダー織田島のソロアルバム(カセット)なども、しれっと置いてみたりなんかして。
 4大画伯(えっぢー、mie、ニシムラ、ニッカ)がそれぞれデザインした、ウクレレアフタヌーンバッヂがメンバー内でも非常に好評を博しておりました。



 あわただしく設営が済む頃にはもう会場時間となり、お客様が覗きに来たりする頃にはもう午前アマチュアの部ステージがスタート。 アフタヌーンとも関連深い高橋しげとGolden Seed(まちこまうい)、hai'ineのステージなどを観賞していたら、あややもう私達、出番ですよ!

 毎回毎回いったい何が飛び出すのか!?楽しみにしている人も多い、ステージでの衣装コンセプト。 本日8/13は平日なれど、多くの方々にとっては夏期休暇スタートの日でございます。 待望のサマーホリデイっざんすよ。 いちおうウクレレ界では「若者たち」(と言うことになっている、言われている)の集団である我々、若者サークル夏休み中の重要行事と言えば、それはやっぱり、夏合宿です! 夏合宿に励むサークルと言えば、体育会系!ってことで衣装は「体育会系ウクレレサークル」に決定です!! 押忍!

 20組以上が参加したアマチュアステージの部、その大トリに出演となりましたアフタヌーン。 野球部員に水泳部員、バスケに卓球、サッカー、ツーリング部、登山部、鬼コーチにマネージャーが壇上に勢ぞろい。 まずは気合いを入れる儀式から、闘魂注入タイム!

「ウクレレアフタヌ〜〜〜〜〜ン、ファイッ!」
「オー!」
「ファイッ!」「オー!」
「ファイッ!」「オー!」
総勢20名の怒号が飛び交う異様な迫力に、客席から沸き起こるどよめきと笑い声。
「よろっしゃおっしゃっしゃーーす!(宜しくお願いします)」と、一礼!

 ホイッスルの号令とともに1曲目は、クリフ・リチャード往年の大ヒット曲「サマー・ホリデイ」
 ここまで豪快に体育会路線で来たのに、ミドルテンポのなんとも爽やかなナンバー。「今日から夏休みさ〜、もうお仕事なんてしないよ〜ん」てなもんで、威圧されていた(退いていた?)お客様方の肩を程よく脱力させてあげます。


photos by Itachi, Oyama


 軽やかな演奏で世間を安心させたところで、もう1曲は激情の大サンバチューン、「バイーアのマリア」
 フランスの国民的ボードヴィリアン、アンリ・サルヴァドールが1940年代にヒットさせたこの曲。 オリジナルはフランス語のサンバという、フランスから見た「エキゾチシズム=まがい物」風味溢るる迷曲でして、インチキ臭いウクレレアフタヌーンと実にピッタリ!?
 「オーレイ!」の掛け声を決めて、盛大に締めくくります。


きょーつけ!


ありあとおざぁしたー!(有難う御在ました)

 お客様からの大拍手を受けながら一礼! 「バイーアのマリア」をリプライズ演奏しながらステージを退場。 演奏を続けながらテントに戻って来たメンバー達、久々のステージを終え、どの顔も「やったぜ!」という達成感に満ち溢れておりました。

 今年のウクピクは、ちゃんと注目し、ウケてくれるお客さんが大勢いてくれて嬉しかった〜。 あとから「衝撃的でした」「怪しげなパフォーマンスが凄かった」「何者かと思ったがあまりに強烈だったので名前をネットで検索しました」など、御覧頂いた方々から賛辞(?)のお声を続々と頂戴致しました。 有難う御在ます!
 次のステージはィヨィヨ「UKULELE cafe NITE」、更にパワーアップしたウクレレアフタヌーンを御披露致しますよぉ! みんな声出していこーぜー! オーッッ!!




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