98年1月〜2月*第2期ウクレレアフタヌーン黎明期
1月
超多忙な第1期リーダー望月洋介に代わり、織田島高俊の指揮で第2期発足を目指す。
2月
野外にウクレレ持参の男女が無差別に集まる発足イベントを画策。ネット上などで告知、賛同者を大募集。
2月22日(日)
第1期ウクレレアフタヌーンは、原宿キディランド前の路上ライブから始まった...。
活動再開にあたり、思い出の場所からの再スタートを夢見るも、下見に行ってみたらばそこは代々木公園ホコ天を追われたローラー族たちの新たな活動拠点と成り果ててしまっており、夢がこわれました。
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3月29日(日)*ウクレレアフタヌーン再始動・新宿ゲリラライブ
photos:
MIOX
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午後2時、新宿北口歩行者天国にてゲリラライブイベントを敢行。ピーカンで8月なみの暑さの中、告知を見て集まった初顔合わせの総勢27名が、雑踏を相手に狂乱の演奏を繰り広げました。
演目は「セサミストリート」と「ツイスト&シャウト」。 唄入りの2曲、当日に配ったコード表を見ながらみんな道端に座り込んで練習。 その姿だけでもかなり不思議な光景であったが..。 30分程して、いよいよ全員で音合わせ! 「ツイスト&シャウト」でみんな叫び声がビルにこだまする。 立ち止まる買い物客の群れ、写真に撮る外国人、メンバーに紛れ込んで記念写真を撮るカップル。
恐らく5mと離れたら雑踏にかき消されるであろう、ここだけがホワイトスポットのようにものすごいグルーヴが渦巻いている。 例えば道端にギター弾きが立っている場合。その存在は遠くからでも視聴覚的に明らかなので、通行人は表現者の半径2m以内には立ち入らないよう配慮して迂回するものである。 しかし我々の場合、通行人はギリギリに近付く時点までそれと気付かず、私の鼻頭をまさに通り過ぎらんという時に突如発せられたシャウトとツイストで、目の前の世界が一変していることに驚愕するのだ。
この夜の打ち上げではタイ産メコン・ウィスキーのリポビタンD割りで列席者が全員泥酔。
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98年4月26日(日)*原宿(明治神宮前)ゲリラライブ
photos: MIOX
& M.Kobayashi
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午後1時、代々木公園にて練習。 青空練習会のはずが、曇り空のとんだ寒天練習会になってしまったにもかかわらず、3月を大きく上回る36名が参加しました。
午後3時半、原宿/明治神宮前に移動してのゲリラライブ。
まずは到着したとき、もう既に4〜5のロックバンドどもが陣取ってホントうるせぇ音でやっており、そのすぐ隣で自分達の音なんて聞こえるんだろうか、もうチューニングさえままならぬ、という状況のなかもうヤケクソ、気合い一発、いくぜ野郎ども! といきなりハイテンション全快の「ツイスト&シャウト」で皆さんはじけました。
通行人も、メイクして髪おっ立てた「過激な」よくあるロックバンドなら見なれているけれど、たかがウクレレを大勢で弾いて狂ったように歌ってるこの「普通の」人たちは一体何なんだ、と驚いたことでしょう。愉快愉快。
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98年5月24日(日)*銀座ゲリラライブ
photos: M.
Kobayashi
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午後1時、銀座5丁目歩行者天国にて...と思ったのに、雨のためホコ天は中止、歩道でゲリラライブをやろうとしたら日産の警備員に注意され、50m程移動した銀座コア前で演奏しました。
銀座という雰囲気のおかげか、遠藤賢司の「寝図美よこれが大平洋だ」や「セサミストリート」などのナゴミ系が合っていたようで。 買い物終えて銀座コアから出てきたマダム達が目を丸くしてました。
その後アンサンブルの練習のため日比谷公園に落ち着いたらば大雨になり、雨の落ちてこない木陰に固まって練習。
ハプニング続きだったけどアンサンブルの「テキーラ」も完成した実りの多い活動でありました。 よかったよかった。
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